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シャープMZパソコン!

MZ-80K系機種[編集]

概要[編集]





MZ-80K
パーソナルコンピュータとしてのMZシリーズの実質的な元祖に当たる。その基本設計は、MZ-1200までほぼ同一であり、同系列の機種では同じソフトウェアを無変更に動作させることが可能であった。基本設計は、PET2001の影響を強く受けており、CPUこそ違うものの、外観、キー配列、ブロックダイアグラム、メモリマップドI/Oの利用、テキスト画面によるセミグラフィックス、BASICの命令セット等にその影を見ることができる。 内蔵機器はメモリ空間、拡張機器はI/O空間に接続されるように構成されている。

特徴であるクリーン設計は本来システムプログラム全体をROMで実装に対するコスト的なリスクの回避を目的とした苦肉の策[1]であり、コマンドこそ6種しか用意されていないモニタにも、実際には文字表示、音の発声、データレコーダに対する入出力など、ローレベルな処理が多数書き込まれており、起動に最低限必要な処理のみが存在しているわけではない。シンプルで素直な構成の本機は、DMAの割り込みウェイト等によって処理を遅延させられていた同時期の競合製品であるPC-8001と比較し、CPUのクロック周波数こそ半分であるものの、実動作速度については、ほぼ等価[2]の速度であった他、単音でこそあるものの、8253を経由し、スピーカーから任意の音程を発声させる命令も予め用意されていた。

当初はセミキットとして発売され、後にそれをベースとした完成品やキーボードの異なるバリエーションも販売されている。 テキストVRAMには、キャラクタコードではなく、ディスプレイコードを書き込むことによって表示が行われ、その配列は00に空白、01から、アルファベット、数字、記号等が並び、0x40h毎にそのキーボードに対応する各々のモードのキャラクタが配置されるという特殊なもの[3]である。また、豊富なグラフィックキャラクタ群を持つ反面、キャラクタセットにあるアルファベットは大文字のみである。内蔵データレコーダは手動式でこそあるものの、専用に設計された周辺回路の力もあって、1,200Baudと当時の平均的な競合製品よりも高速[4]であるほか、信頼性も高いものとなっていた。制御はソフトウェアによってタイミングを取り8255を直接制御し、PWMの波形を生成して記録しているため、動作クロックの変更やソフトウェア的な制御の変更によって転送速度を変化させることも可能である。キーボードは多くの機種がマトリクス配列を採用し、MZ-80C、MZ-80A、MZ-1200等のみがタイプライタ配列のキーボードを標準装備している。それ以外の機種については、MZ-80K2用のオプションとしてMZ-80TKという製品が出ており、換装する事でタイプライタ配列にすることも可能であった。
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MZ-80K2[編集]

1980年発売。MZ-80Cと同じく組み立てキットではない、ローエンド版の完成品として商品化された製品。ソフトウェアから見た場合はMZ-80Kとほぼ等価であるが、32KiBのRAMを標準搭載している他、CRT周りの色が淡い色になったこと、並びにキーボード周辺のデザインの変更、キートップ材質の変更により光が反射しないキーボードとなるなどの変更点が存在する。標準価格198,000円。


MZ-80K2E[編集]

1981年発売。クリーンコンピュータ10万台突破記念として、発売された80K2の廉価版。32KiBのRAMを標準搭載。従来機種同様、ソフトウェアは同じものが利用することが出来、外観上、CRT周りの色が緑になり、従来黒ベースだったキートップの配色が白ベースに変更、2色LEDが、1色のLED二つに変更されている。CPUにICソケットを使用せず、直接基板に半田付けされている、前述のLEDの変更など、パーツ、設計レベルのコストダウンが随所に見られる。標準価格148,000円。
by yuurakus | 2016-05-02 14:54 | Comments(0)